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世界最強の格闘技 キャッチ・アズ・キャッチ・キャン
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「キャッチ・アズ・キャッチ・キャン」とは、イギリスのランカシャー地方で生まれたレスリングスタイルであり、「キャッチレスリング」「ランカシャースタイル」とも呼ばれる。
全身どこを攻めてもよく、多彩な関節技があるのが特徴である。
その伝承者であり、「人間風車」の異名を持つ伝説のレスラー、ビル・ロビンソン
東京都杉並区高円寺にあるU.W.F.スネークピットジャパンにて、ヘッドコーチとして「キャッチ・アズ・キャッチ・キャン」のスタイルを指導する彼が語る「キャッチ」とは?


“キャッチ・アズ・キャッチ・キャン”は、ランカシャー地方の方言と考えていい。
クイーンズ・イングリッシュの文法では“フー・キャン・キャッチ・キャン Who Can Catch Can”が正しい表現ということになるだろう。
フランス語圏では、すべてのプロフェッショナル・レスリングは、“キャッチ”と呼称されている。
グレコローマン・スタイルと呼ばれるレスリングの発祥を古代ローマ、古代ギリシャととらえるのは歴史認識の重大な誤りだ。
上半身だけを使ったレスリングがヨーロッパ全域に広がったのは16世紀から17世紀にかけてのフランスと北欧諸国(スウェーデン、デンマーク、ノルウェー)の聖戦時代だったと考えるのが正しいだろう。
その証拠にグレコローマン・スタイルの投げ技には現在でも“スープレックス”“サルト”といったフランス語の単語がアダプトされている。
約500年前の実戦レスリングが“キャッチ・アズ・キャッチ・キャン”の原型であり、これが19世紀以降のフリースタイルレスリングやプロフェッショナル・レスリングのルーツになった。

(ビル・ロビンソン談)
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